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離乳食の進め方
離乳食は、生後5~6か月頃から開始し、お子様の成長や発達に合わせて段階的に進めていきます。「いつから」「何を」「どのように」与えるか、初めての育児では迷うことも多いでしょう。
城東区諏訪の大西診療所では、お子様の成長発達を確認しながら、個々のペースに合わせた離乳食指導を行っています。アレルギーの心配がある場合の進め方についても、適切にアドバイスいたします。
離乳食は親子のコミュニケーションの時間でもあります。完璧を目指さず、お子様のペースに合わせて楽しく進めていきましょう。心配なことがあれば、健診時や受診時にお気軽にご相談ください。
離乳食の基本的な進め方
初期(5~6か月頃)
首がしっかりと座り、食べ物に興味を持つようになったら離乳食を開始して良いでしょう。まずはトロトロ状のものをスプーン1杯から始めます。サラサラすぎるとむせやすいため、ヨーグルト程度のとろみがあるものにしましょう。
最初は食べる練習が目的のため、あまり食べられなくても大丈夫です。離乳食後は満足するまで母乳やミルクを飲ませてあげましょう。離乳食に慣れてきたら、徐々に母乳やミルクの割合を少なくしていきます。
中期(7~8か月頃)
舌が上下に動くようになり、舌で上あごに押し付けてつぶす動作ができるようになります。この時期の離乳食は豆腐程度の固さ(前半は絹ごし、後半は木綿)が目安です。食べ物をあまり小さく切ると、食感を感じ取れずに丸のみしてしまうので注意が必要です。
食べムラが出やすい時期ですが、一週間単位でバランスが取れていれば心配いりません。
後期(9~10か月頃)
舌が左右に動き、歯ぐきでつぶして食べられるようになります。この時期の離乳食は、指で少し力を入れるとつぶれる程度(バナナくらいのかたさ)を目安にしてください。
手づかみ食べをしようとする時期でもあるので、持ちやすい形の食べ物を用意するのも良いでしょう。スプーンを持ちたがりますが、まだまだ上手に使うのは難しいので、その場合はスプーンを持たせたまま食べさせてあげてください。
完了期(12~18か月頃)
奥歯(第一乳臼歯)が生え始めますが、まだ完全に噛めるわけではありません。繊維質の多い生野菜や弾力の強い食材などは避け、軟らかめの食材を選びます。
この時期にはますます手づかみ食べが盛んになります。スプーン・フォークへの移行期でもありますが、手づかみ食べは口と手の協調運動の練習になるため、急いで移行させる必要はありません。
よくあるお悩みと対処法
食べムラ・好き嫌い
この時期の食べムラは成長の証です。無理強いせず、同じ食材でも調理法を変える、家族が美味しそうに食べる姿を見せるなどの工夫をしてみましょう。数日単位でバランスが取れていれば問題ありません。
アレルギーが心配な食材
卵、牛乳、小麦などのアレルギーを起こしやすい食材を過度に避ける必要はありません。むしろ適切な時期に少量から開始することで、アレルギー予防につながること明らかになっています。心配な場合は平日の午前中に少量から始め、症状が出たらすぐに受診できるようにしておきます。
栄養バランスの考え方
必要な栄養素
炭水化物(おかゆ、パン、うどん)、たんぱく質(魚、肉、豆腐、卵)、ビタミン・ミネラル(野菜、果物)をバランス良く組み合わせます。初期は母乳やミルクも引き続き重要な栄養源のため、離乳食後は欲しがるだけ与えて構いません。
フォローアップミルクの必要性
離乳食が1日3回になる離乳後期(9か月)以降で、鉄分不足が心配な場合はフォローアップミルクの使用を検討します。ただし、離乳食が順調に進んでいれば必須ではありません。また、まだ離乳食が進んでいない段階でフォローアップミルクを与えると、離乳に影響する可能性もあるので注意してください。
気になることがあれば健診時にご相談を
当院では乳幼児健診も行っております。離乳食の進み具合、食べムラ、アレルギーの心配など、お子様の食事について不安なことがございましたら、健診時や診察時にお気軽にご相談ください。お子様の成長曲線を確認しながら、お一人おひとりのペースに合わせたアドバイスをいたします。