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- 漢方について
患者様に合わせた漢方を処方
城東区・深江橋の大西診療所では、通常の西洋医学による治療に加えて、漢方薬を用いた治療も積極的に取り入れています。漢方は長い歴史を持つ東洋医学の治療法で、体質や症状に合わせた生薬を組み合わせることで、体が本来持っている回復力を引き出します。
基本的に西洋薬は「病気そのもの」を、漢方薬は「病気の人」を治療対象としているため、それぞれに得意分野があります。両方の良さを活かすことで、より効果的な治療が可能になります。
当院の漢方治療の考え方
お一人おひとりの体質に合わせた処方
漢方医学では、同じ症状でも患者様の体質や生活背景によって処方する薬が異なります。「冷え症の方」「暑がりの方」「疲れやすい方」「イライラしやすい方」など、体質を細かく見極めた上で、その方に合った漢方薬を選びます。同じ頭痛でも、処方される漢方薬が異なることがあるのは、このような理由からです。
西洋薬だけでは改善しにくい症状にも対応
通常のお薬による治療を行っても、なかなか症状が改善しない、あるいは検査では異常がないのに体調不良が続くといった場合があります。このような時に漢方薬が力を発揮することがあります。漢方では病名や検査数値だけでなく、患者様の体全体を見て、崩れたバランスを整えていきます。一般的な薬では対応しきれない不調にも、漢方なら別の角度からアプローチできるのです。
漢方治療が適している症状
慢性的な体調不良
長引く疲労感や倦怠感、原因がはっきりしない体のだるさ、めまいやふらつき、冷え症、ほてり、のぼせなど、日常生活に支障があるものの、検査では明らかな異常が見つからない症状に対して、漢方は有効な選択肢となります。体質改善を図りながら、徐々に症状を和らげていきます。
女性特有のお悩み
月経に伴う症状(月経痛、月経不順、月経前症候群)、更年期症状(ほてり、発汗、イライラ、不眠)、冷え症など、女性特有の症状に対して漢方は古くから用いられてきました。ホルモンバランスの変化による体調不良に対し、体全体を整えるアプローチで症状の軽減を目指します。
消化器症状
胃もたれ、食欲不振、便秘・下痢、お腹の張りなど、長引く消化器の症状は日常生活の質を大きく低下させます。これらにはストレスが関係していることも多く、漢方薬で心と体の両面からアプローチすることで症状が改善することもあります。
その他の症状
頭痛、肩こり、腰痛、関節痛などの慢性的な痛み、不眠やイライラといった精神的な不調、アレルギー症状、皮膚のトラブルなど、幅広い症状に対して漢方治療の可能性を検討いたします。また、風邪の初期症状や、病後の体力回復にも漢方薬は活用できます。
西洋薬と漢方薬の併用
それぞれの強みを活かす
西洋薬は急性期の症状や感染症、明確な病変がある場合に優れた効果を発揮します。一方、漢方薬は慢性的な症状や体質的な問題、複数の症状が絡み合う場合に力を発揮してくれます。当院では、必要に応じて西洋薬と漢方薬を併用することで、より包括的な治療を提供いたします。たとえば、高血圧の治療で西洋薬を使用しながら、随伴する冷えや倦怠感には漢方薬を用いるといった組み合わせが可能です。
副作用への配慮
漢方薬は天然の生薬から作られているため、一般的に副作用が少ないとされています。しかし、まったくないわけではなく、体質に合わない場合や西洋薬との相互作用が起こることもあります。当院では、現在服用中のお薬を確認し、安全性を考慮した上で漢方薬を処方いたします。服用後に何か気になる症状が現れた場合は、すぐにご相談ください。
お薬だけに頼らない、その方に合った治療を
当院では漢方薬の処方だけでなく、生活習慣の改善やサプリメントの活用などの多角的なアプローチで患者様の健康をサポートいたします。「薬だけでは良くならない」「もっと体に優しい治療を受けたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。患者様のお話をしっかりとお聞きし、ご希望に沿った治療法をご提案いたします。